体の内側のケア

インナーケアとは?エステに通う人が整えたい食事・水分・睡眠・ミネラルの基本

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インナーケアとは?エステに通う人が整えたい食事・水分・睡眠・ミネラルの基本

「エステに通っているのに、思ったほど変化を感じない」「サロンで“インナーケアも大事ですよ”と言われたけれど、具体的に何をすればいいのか分からない」。そんな声をよく聞きます。雑誌やSNSで見かける「インナーケア」という言葉は、意味があいまいなまま使われていることも多く、サプリメントの宣伝文句のように感じて敬遠している方もいるかもしれません。

エステの施術を受けている時間は、多くても週に1〜2時間です。残りの160時間以上をどう過ごすかで、体のコンディションの土台は決まります。だからこそ、施術と同じくらい「体の内側のケア」を知っておく価値があります。

この記事では、インナーケアという言葉の意味を整理したうえで、食事・水分・睡眠・ミネラルという4つの柱を、厚生労働省の公的な資料に基づいて解説します。とくにミネラルについては、最新の国民健康・栄養調査で分かった「日本人女性の実際の摂取量」と、食事摂取基準の推奨量を並べて確認し、食事・サプリメント・液体ミネラルという補い方の選択肢を中立的に比較します。施術別のポイントと、今日からできるチェックリストも用意しました。

この記事の結論

  • インナーケアとは、食事・水分・睡眠などを通じて体の内側から日々のコンディションを整える習慣の総称です。美容の分野で使われる言葉で、医学用語ではありません。
  • エステは「外側からのケア」。施術の時間は週に1〜2時間程度なので、残りの時間の過ごし方が土台になります。
  • 柱は食事・水分・睡眠・ミネラルの4つ。ミネラルは食事の一部ですが、見落とされやすいので別立てにしています。
  • 令和6年国民健康・栄養調査では、20〜40代女性のカルシウム摂取量の平均は1日389〜411mg。食事摂取基準の推奨量650mgを下回っています。鉄・マグネシウムも同様の傾向です。
  • ミネラルは食事から摂るのが基本。サプリメントや液体ミネラルは「食事にプラスする」ものとして、上限量や表示を確認して選びましょう。

インナーケアとは?「外側のケア」との関係

インナーケアは、直訳すると「内側の手入れ」です。美容の分野では、スキンケアやエステのように外側から働きかける「アウターケア」に対して、食事・水分・睡眠・運動・入浴といった生活習慣を通じて、体の内側から整えることを指して使われています。

注意したいのは、インナーケアは医学用語ではなく、「これをすれば〇〇が良くなる」と効果を約束する言葉でもない、という点です。本記事でも、特定の食品や習慣に効果があると断定する書き方はせず、厚生労働省などの公的な資料で確認できる数値と考え方だけをご紹介します。

エステに通う人ほど、内側のケアが関係する理由

エステの施術は、肌や体に外側から働きかけるケアです。一方で、施術を受けていない時間に何を食べ、どれだけ眠り、どれだけ水分を摂っているかは、日々のコンディションの土台になります。痩身エステに通っているのに食事が変わっていない、ブライダルエステの直前に極端な食事制限をしてしまう、といったケースでは、施術と生活がちぐはぐになりがちです。

「痩身エステは意味ない?」の記事でも触れたとおり、施術を受けている時間は週に多くても1〜2時間。残りの160時間以上をどう過ごすかで体は決まります。インナーケアは、その「残りの時間」を整える考え方だと捉えてください。

インナーケアの4つの柱:食事・水分・睡眠・ミネラル

インナーケアを難しく考える必要はありません。柱は4つで、それぞれに公的な目安があります。

柱基本の考え方公的な目安(成人女性)
食事主食・主菜・副菜をそろえ、極端な制限をしないたんぱく質の推奨量は1日50g、食塩相当量の目標量は1日6.5g未満(食事摂取基準 2025年版)
水分のどが渇く前にこまめに飲む。目覚めの一杯、寝る前の一杯食事摂取基準では目安量は定めず、参考として女性の水の摂取量は1日およそ2,200〜2,350mL(食べ物の水分を含む)と示されている
睡眠就寝時刻を安定させ、休日との差を小さくする「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では成人は6時間以上を目安
ミネラル食品から摂るのが基本。足りない分を補助的にカルシウム650mg、マグネシウム280〜290mg、鉄10.0〜10.5mg(月経あり)、亜鉛7.5〜8.0mg/日(推奨量)

食事:減らすより「そろえる」

エステに通い始めると、結果を急いで食事を減らしがちです。しかし食事量を減らすと、カロリーだけでなくたんぱく質やミネラルの摂取量も一緒に減ります。基本は「いつもどおり3食、たんぱく質と野菜・海藻を毎食に入れ、揚げ物・甘いもの・塩分の多いものを控えめに」です。施術直後の食事のタイミングや避けたいものは「痩身エステ後の食事はどうする?」で詳しく解説しています。

水分:のどの渇きは脱水のシグナル

環境省の「健康のため水を飲もう」推進運動では、「のどの渇きは脱水が始まっている証拠であり、渇きを感じる前に水分を摂ることが大事」として、寝る前・起床時・運動の前後・入浴の前後に水分補給を心がけるよう呼びかけています。アルコールや多量のカフェインを含む飲料は水分補給には適さないともされています。コップ1杯を、時間を決めて飲む習慣が続けやすい方法です。

睡眠:時間と同じくらい「規則性」

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人の睡眠時間は6時間以上を目安としたうえで、就寝・起床時刻を一定にすることや、寝る前のカフェイン・飲酒・スマートフォンの使用を控えることが勧められています。ブライダルやハイフなど、施術の予定が決まっている時期ほど、睡眠のリズムを崩さないことが大切です。

ミネラル:見落とされやすい4つ目の柱

ミネラルは、体を構成する元素のうち、炭素・水素・酸素・窒素以外のものを指します。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンの多量ミネラル5種類と、鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデンの微量ミネラル8種類、合わせて13種類に摂取基準が設けられています。たんぱく質や野菜は意識していても、ミネラルを意識している人は少ないのが実情です。次の章で、実際の摂取量を見てみましょう。

日本人女性のミネラル摂取の実態【令和6年 国民健康・栄養調査】

「ミネラルが足りているか」は、感覚では分かりません。そこで、厚生労働省が毎年実施している国民健康・栄養調査の最新結果(令和6年調査、2025年12月公表)から、女性の年齢階級別の平均摂取量を、食事摂取基準(2025年版)の推奨量・目標量と並べました。

ミネラル食事摂取基準(成人女性)20〜29歳の平均摂取量30〜39歳40〜49歳
カルシウム推奨量 650mg389mg400mg411mg
マグネシウム推奨量 280〜290mg199mg200mg211mg
鉄推奨量 10.0〜10.5mg(月経あり)6.3mg6.3mg6.6mg
亜鉛推奨量 7.5〜8.0mg7.5mg7.4mg7.5mg
カリウム目標量 2,600mg以上1,834mg1,828mg1,953mg

平均摂取量は、厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査報告」第1部 第1表の3(女性、1人1日当たり、平均値)より。推奨量・目標量は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の各ミネラルの表より(18〜64歳女性。マグネシウムと鉄・亜鉛は年齢区分で値が異なるため範囲で表記)。

表のとおり、20〜40代の女性では、カルシウム・マグネシウム・鉄・カリウムの平均摂取量が、いずれも推奨量または目標量を下回っています。亜鉛はほぼ推奨量に近い水準です。とくにカルシウムは推奨量の6割程度、鉄は月経のある女性の推奨量に対して6割強にとどまっています。

平均値の読み方について。この数値は集団の傾向を示すもので、個人の過不足を判定するものではありません。食事量が少ない人、朝食を抜きがちな人、主食中心で副菜が少ない人は、平均よりも摂取量が少なくなりやすいと考えられます。自分の食事を振り返るきっかけとして使ってください。体調に不安がある場合は、サロンではなく医療機関や管理栄養士に相談しましょう。

エステに通う時期こそ、ミネラルが減りやすい

痩身やブライダルの時期は、食事量を減らしたり、特定の食品を抜いたりしがちです。食事量が減れば、ミネラルの摂取量も比例して減ります。たとえば乳製品を控えればカルシウムが、肉や魚を控えれば鉄や亜鉛が減ります。施術の結果を急ぐ時期こそ、食事を「減らす」のではなく「そろえる」ことが、内側のケアの出発点です。

ミネラルを補う3つの方法:食事・サプリメント・液体ミネラル

ミネラルの補い方は、大きく3つあります。それぞれの特徴と注意点を、優劣をつけずに整理します。

1. 食事から摂る(基本)

食事摂取基準の考え方の土台です。大豆製品・乳製品・海藻・ナッツ・赤身の肉や魚・緑黄色野菜など、ミネラルを含む食品を毎食に入れます。食品ごとの含有量は、文部科学省の食品成分データベースで確認できます。

2. サプリメント(錠剤・カプセル)

特定のミネラルを決まった量で摂りやすい反面、摂りすぎのリスクがあります。食事摂取基準では、通常の食品以外からのマグネシウムに成人で1日350mgの耐容上限量が設けられ、鉄は「推奨量を大きく超える摂取は、貧血の治療等を目的とした場合を除き、控えるべき」と明記されています。

3. 液体(イオン化)ミネラル

ミネラルが水に溶けてイオンの状態になった液体で、水やお茶、スープに数滴加えて使います。錠剤が苦手な人でも続けやすい形ですが、製品ごとに含まれるミネラルの種類や量が異なるため、表示を確認して選ぶことが大切です。

どの方法でも、順番は「まず食事、足りない分を補助的に」です。食事摂取基準でも、サプリメントなど通常の食品以外からの摂取には上限が設けられているものがあり、「多く摂るほど良い」という考え方は取られていません。

当サイト運営会社の製品について

3つ目の「液体ミネラル」の一例として、当サイト「THE ESTHETIC FAN」を運営する株式会社フ.リーが製造・販売する「THE MINERALS(ザミネラルズ)」があります。約70種類の天然由来ミネラルを含むイオン化ミネラル溶液で、原料は米国ユタ州グレートソルト湖の湖水に由来し、国内で製造しています。1日の目安は3〜4ml(60〜80滴)で、飲み物200ccに5〜10滴を加えて使います。ミネラル由来の苦味があるため、最初は5滴程度から始め、水で飲みにくければお茶や味噌汁に加える方法が公式サイトで案内されています。

THE MINERALS は食品であり、特定の効果・効能を保証するものではありません。公式サイトでも「ミネラルは食事から摂ることが基本で、液体のミネラルは食事にプラスして使うもの」と説明しています。通院中・薬を服用中・妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師にご相談ください。製品の詳しい説明はこの記事の下の案内枠から、ミネラルそのものの基礎知識は公式サイトのコラム「イオン化ミネラルとは?」「ミネラルを多く含む食べ物まとめ」で読めます。

サプリメントや液体ミネラルを選ぶときの確認点

  • 原材料と産地が明記されているか(「天然由来」とだけ書かれていないか)
  • 1日の目安量が示されているか。食事摂取基準の耐容上限量(マグネシウムは通常の食品以外から350mg/日)を超えない設計か
  • 「食品」なのか「医薬品」なのか。食品であれば効果・効能をうたっていないか(うたっている場合は表示として問題がある)
  • 1日あたりの価格で見て、無理なく続けられるか
  • 通院中・服薬中・妊娠中・授乳中の場合は、使う前に医師に相談しているか

施術別・内側のケアのポイント

内側のケアの基本は共通ですが、施術によって気をつけたい点は少しずつ違います。それぞれ詳しい記事があるので、該当するものをご覧ください。

施術・目的内側のケアで意識したいこと詳しい記事
ブライダルエステ式までの数か月、極端な食事制限をしない。睡眠のリズムを崩さないブライダルエステはいつから始める?
痩身エステ施術当日の食事のタイミング。食事量を減らすとミネラルも減る痩身エステは意味ない?/痩身エステ後の食事
フェイシャル・定期的に通う施術と施術の間の水分・食事・睡眠。通いすぎに注意エステに通う頻度の目安
ハイフ(医療機関で受ける場合)当日〜1週間の水分・睡眠。お酒・入浴・マッサージの注意ハイフ後の食事と過ごし方
これからサロンを探す予算と通う頻度を先に決めるエステにかかる料金・費用の相場

今日から始めるインナーケア:5つのステップ

  1. 朝と寝る前にコップ1杯の水を飲む

    いちばん簡単で、今日からできます。のどが渇く前に飲む習慣の入り口です。

  2. 毎食に「たんぱく質+野菜か海藻」を1品ずつ入れる

    減らすのではなく、そろえる。納豆・豆腐・ヨーグルト・わかめ・ほうれんそうなど、身近な食品で十分です。

  3. 就寝時刻を決める

    平日と休日の差を小さくし、6時間以上を目安に確保します。寝る前のスマートフォンは控えめに。

  4. 1週間の食事を振り返り、ミネラルを含む食品が入っているか確認する

    乳製品・大豆製品・海藻・ナッツ・赤身の肉や魚のうち、ほとんど食べていないものがあれば、そこから足します。

  5. それでも足りないと感じたら、補助的な方法を検討する

    サプリメントや液体ミネラルは「食事にプラスする」もの。表示と上限量を確認し、通院中なら医師に相談してから選びます。

内側のケアと合わせて、通いやすいサロンを探す

内側のケアは、施術の予定と合わせて考えると続けやすくなります。THE ESTHETIC FAN では、フェイシャル・ボディケア・ブライダル・リラクゼーション・脱毛のカテゴリや、都道府県からサロンを探せます。料金の目安は「エステにかかる料金・費用の相場」で確認できます。

施術の目的と通える頻度に合わせて、サロンを探してみましょう。

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よくある質問

インナーケアとエステ、どちらを優先すべきですか?
どちらか一方ではなく、両方を組み合わせるのが基本です。エステは外側からのケアで、施術の時間は週に1〜2時間程度です。残りの時間の食事・水分・睡眠が土台になるため、施術を受けるなら生活習慣も一緒に整えると、ちぐはぐになりにくくなります。
ミネラルは水を飲むだけで摂れますか?
水道水やミネラルウォーターにもカルシウムやマグネシウムは含まれますが、硬度によって量が大きく異なり、多くの場合は食事摂取基準の推奨量に対してごく一部です。基本は大豆製品・乳製品・海藻・ナッツ・赤身の肉や魚などの食品から摂り、水分補給は水分補給として、別に考えてください。
サプリメントと液体ミネラルは何が違いますか?
形状の違いです。サプリメントは錠剤やカプセルで、特定のミネラルを決まった量で摂りやすいのが特徴です。液体(イオン化)ミネラルは、ミネラルが水に溶けた状態の液体で、飲み物や料理に数滴加えて使います。どちらも「食事にプラスする」ものなので、含まれる種類と量の表示、食事摂取基準の耐容上限量を確認して選びましょう。
水は1日にどれくらい飲めばいいですか?
食事摂取基準(2025年版)では水の目安量は定められておらず、参考資料として、女性の水の摂取量は食べ物に含まれる水分を含めて1日およそ2,200〜2,350mLと示されています。環境省は「のどの渇きは脱水が始まっている証拠」として、渇きを感じる前に、起床時・就寝前・運動や入浴の前後にこまめに飲むよう呼びかけています。
何から始めればいいですか?
朝と寝る前にコップ1杯の水を飲むこと、毎食にたんぱく質と野菜か海藻を1品ずつ入れること、就寝時刻を決めることの3つから始めてください。1週間続けたら食事を振り返り、ミネラルを含む食品が入っているかを確認します。足りないと感じたときに、サプリメントや液体ミネラルを補助的に検討する、という順番がおすすめです。

まとめ

  • インナーケアは、食事・水分・睡眠などで体の内側から日々のコンディションを整える習慣の総称。医学用語ではなく、効果を約束する言葉でもありません。
  • エステは外側からのケア。施術の時間は週に1〜2時間なので、残りの時間の過ごし方が土台になります。
  • 柱は食事・水分・睡眠・ミネラルの4つ。それぞれに厚生労働省などの公的な目安があります。
  • 令和6年国民健康・栄養調査では、20〜40代女性のカルシウム・マグネシウム・鉄・カリウムの平均摂取量が推奨量・目標量を下回っています。
  • 補い方は「まず食事、足りない分を補助的に」。サプリメントや液体ミネラルは、表示と耐容上限量を確認して選びましょう。当サイト運営会社の製品 THE MINERALS もその選択肢のひとつです。

参考資料

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