ハイフ後の食事と過ごし方|お酒・お風呂・マッサージは?当日〜1週間の注意点

「ハイフを受けた日の夜、お酒は飲んでいいの?」「お風呂は? 明日のジムは?」「小顔マッサージはいつから再開していい?」。ハイフ(HIFU)は施術そのものより、受けたあとの過ごし方で迷う人が多い美容施術です。ダウンタイムが短いといわれる一方で、照射した部位の内側では熱による反応が続いているため、当日から数日はいくつか気をつけたいことがあります。
もうひとつ、ハイフについては知っておいてほしい前提があります。厚生労働省は2024年6月、ハイフの照射は「医師が行うのでなければ保健衛生上危害を生ずるおそれのある行為」であり、医師免許のない人が業として行えば医師法違反になるという見解を示しました。消費者安全調査委員会の調査でも、エステサロン等でのハイフによる熱傷や神経障害などの事故が報告されています。そのため、この記事は医療機関(美容クリニック)でハイフを受けた人・これから受ける人に向けて、一般に案内されている過ごし方を整理したものです。エステサロンでの施術の効果を保証するものではありません。
この記事では、当日から1週間までの過ごし方と、お酒・お風呂・運動・マッサージ・紫外線・食事の注意点、受診した方がよいサインを、クリニックの公開情報と公的資料をもとにまとめます。
この記事の結論
- 当日は、飲酒・長風呂やサウナ・激しい運動・照射部位のマッサージを控え、ぬるめのシャワーで済ませる案内が一般的です。
- お酒は「少なくとも24時間、できれば48時間」、熱いお風呂・サウナは「数日〜1週間」、施術部位への強いマッサージは「1か月程度」控えるよう案内するクリニックが多く見られます(目安は施設によって異なります)。
- 食事そのものに厳しい制限はありませんが、当日は軽めで消化のよいものと水分補給が基本。アルコールだけは別扱いです。
- 赤み・ほてり・軽い痛みは数日で落ち着くのが一般的。水ぶくれ、しびれ、口角が動かしにくい、視界の異常、1週間以上続く腫れや痛みがあれば、すぐに施術を受けた医療機関へ。
- ハイフは医療機関で医師が行う施術です。過ごし方の最終判断は、施術を受けた医師・クリニックの指示を優先してください。
ハイフ後、体の中では何が起きている? ダウンタイムの目安
ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、超音波を皮膚の下の一定の深さに集めて熱を加える施術です。表面に傷はつきませんが、照射した層には熱による反応が起きており、施術直後から数日は「内側で軽い炎症が続いている」状態と考えると、注意点の理由がわかりやすくなります。
よくある症状と、落ち着くまでの期間
複数のクリニックが公開している説明をまとめると、ダウンタイムの目安は次のとおりです。個人差があり、照射の出力や部位でも変わります。
| 症状 | よくある期間の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 赤み・ほてり | 当日〜2、3日 | 施術直後がピークで、徐々に引いていくのが一般的 |
| 腫れ・むくんだ感じ | 数日 | 朝に強く感じる人も。1週間以上続く場合は相談を |
| 押すと痛い・筋肉痛のような感覚 | 1日〜数日 | 照射した層の反応。強い痛みが続く場合は相談を |
| 一時的なしびれ・感覚の鈍さ | 数日〜 | 長引く・広がる場合は神経への影響の可能性があるため受診を |
| 水ぶくれ・やけど様の変化 | まれ | 熱傷の可能性。自己判断せず、すぐに医療機関へ |
たとえばあおい皮フ科クリニックは「肌の状態によっては2-3日程度」と説明し、腫れや痛みが長引く・ひどくなる場合は受診をすすめています。
なぜ「血行をよくすること」を控えるよう言われるのか
お酒、熱いお風呂、サウナ、激しい運動、マッサージ。ハイフ後に控えるよう案内される項目には共通点があります。どれも体温を上げ、血流を増やす行動です。照射部位で炎症反応が起きているところに血流が集まると、赤みや腫れが強く出たり長引いたりしやすい、というのがクリニック側の説明です(Wクリニック「ハイフ後にしてはいけないことはある?」)。この「血行を促すことは数日控える」という軸を覚えておくと、個別のケースでも判断しやすくなります。
当日〜1週間の過ごし方タイムライン
まず全体像です。期間は複数のクリニックの案内を参考にした目安で、施設ごとに差があります。施術を受けたクリニックから指示があれば、必ずそちらを優先してください。
| 時期 | 控えたいこと | してよいこと・やっておきたいこと |
|---|---|---|
| 施術当日 | 飲酒/湯船・サウナ・岩盤浴/激しい運動/照射部位を触る・もむ/ピーリングなど刺激の強いスキンケア | ぬるめのシャワー/低刺激の保湿/日焼け止め/水分補給/軽めの食事/早めの就寝 |
| 翌日〜3日目 | 飲酒(少なくとも24〜48時間)/熱いお風呂・サウナ/筋トレ・ランニングなどの激しい運動 | ウォーキングや軽いストレッチ/通常のメイク/保湿と紫外線対策の継続 |
| 4日目〜1週間 | サウナ・長風呂(1週間を目安にする施設も)/スクラブ・ピーリング/施術部位への強い刺激 | 赤みやほてりが引いていれば、ぬるめの入浴や通常の運動へ段階的に戻す |
| 1週間〜1か月 | 施術部位への強いマッサージ・小顔ローラー・エステでのフェイシャルマッサージ(1か月を目安にする施設が多い) | 紫外線対策と保湿は継続/気になる症状が残っていれば受診 |
項目別:ハイフ後にやってはいけないこと・控えたいこと
お酒はいつから飲める?
最も質問が多いのがお酒です。クリニックの案内では「施術当日は飲酒を避ける」が最低ラインで、Wクリニックは「少なくとも施術後24〜48時間ほどは禁酒を心がけることが望ましい」、渋谷文化村通り皮膚科は「施術後数日間は控えることが推奨されます」としています。理由は、アルコールで血管が広がって血流が増え、赤みや腫れが出やすくなること、そしてアルコールの利尿作用で体の水分が失われやすいことです。
「少しだけなら」と考えがちですが、量より飲んだあとの体温と血流の上がり方が問題です。会食の予定があるなら、施術日を2〜3日前以降にずらすのが現実的です。
お風呂・シャワー・サウナ
当日はシャワーのみ、というのが共通した案内です。「熱すぎるお湯に浸かるのは避ける」「長時間の入浴(シャワーは可)は避ける」といった表現が多く、湯船に入るとしても翌日以降、赤みやほてりが落ち着いてからにします。サウナ・岩盤浴・ホットヨガのように長時間体を温めるものは、あおい皮フ科クリニックのように「施術後1週間は、温度が高いお湯やサウナを避けて、ぬるめのシャワーで軽く洗う」と案内する施設もあります。
洗顔は当日から可能とする施設が多いものの、ゴシゴシこすらず、ぬるま湯でやさしく。熱いシャワーを顔に直接当てるのも避けましょう。
運動はどの程度まで?
筋トレ、ランニング、ホットヨガなど汗をかいて体温が上がる運動は、「最低でも施術後2〜3日は避ける」のが理想とされています。ウォーキングや軽いストレッチは問題ないとされることが多く、目安は「息が上がらない」「顔が火照らない」程度です。
マッサージ・小顔ローラー・エステ
「ハイフ 後 マッサージ」で調べる人は多いですが、ここは他の項目より長く控えるよう案内されることが多い点に注意してください。あおい皮フ科クリニックは「マッサージ・エステはハイフ施術後1ヶ月程度控える」、渋谷文化村通り皮膚科も「施術後1ヶ月程度は、施術部位への強いマッサージは避けましょう」としています。
照射した層が反応している期間に外から強い圧をかけると、腫れや内出血のリスクが上がるためと説明されています。小顔ローラー、かっさ、フェイスラインを強く流すセルフマッサージ、エステでのフェイシャルマッサージも同じ考え方です。ただし「触れないこと」と「保湿しないこと」は別で、やさしく押さえるように保湿するのは当日からかまいません。
紫外線・スキンケア(ピーリング、スクラブ)
施術後の肌はいつもより敏感な状態です。日焼けをすると赤みや乾燥が長引いたり、色素沈着につながるおそれがあるとして、多くのクリニックが「日焼け止めを毎日、こまめに塗り直す」「帽子や日傘を併用」と案内しています(SPF30以上、施設によってはSPF50・PA+++以上)。ピーリングやスクラブなど刺激の強いケアは「1週間程度控える」のが望ましいとされます。メイクは当日から可能とする施設が多いですが、クレンジングでこすらないことが前提です。
照射部位を触る・温める、喫煙
無意識に顔を触る、頬づえをつく、うつ伏せで寝る、カイロやホットタオルで顔を温める。こうした日常のクセも、照射部位に圧や熱を加える行動なので数日は意識して避けましょう。喫煙は血管を収縮させて回復を遅らせるおそれがあるとして控えるよう案内するクリニックがあります。
ハイフ後の食事:当日〜数日はこう食べる
「ハイフ 後 食事」と検索すると、さまざまな情報が出てきますが、実は食事そのものに厳しい制限を設けているクリニックは多くありません。はっきり分かれているのはアルコールだけで、食べ物については「施術直後は軽めに」程度の案内が中心です。無理な食事制限をするより、体を回復に向かわせる食べ方を意識するのが現実的です。
当日の食事:軽め・消化のよいもの・常温
- 施術直後の数時間は、満腹になるまで食べない。Wクリニックは「施術後6時間程度は軽めの食事にとどめると良い」としています。
- 熱すぎる汁物や香辛料のきいた料理は、体が火照りやすい人は当日は控えめに。
- 塩分の多い食事は、翌朝の顔の腫れぼったさが気になる人は控えめにしておくと安心です。
- 飲み物は常温の水やお茶を少しずつ。アルコールは当日は飲まない。
- 食欲がないときに無理に食べる必要はありませんが、水分だけはこまめにとる。
翌日以降:体の材料になるものを、普通にバランスよく
翌日からは特別なメニューは不要です。主食・主菜・副菜をそろえ、タンパク質(肉・魚・卵・大豆製品)、野菜、海藻、きのこを普段どおりに食べることが、結果的にいちばんの「施術後の食事」になります。極端な糖質制限や断食をこの時期に重ねるのは、少なくとも施術後1週間はおすすめしません。
当日の夕食の例
雑炊やうどんなど温かすぎない主食、豆腐や白身魚などやわらかいタンパク質、おひたし。飲み物は常温の水か麦茶。
翌日〜の食事の例
ごはん、焼き魚または鶏肉、具だくさんの味噌汁(わかめ・豆腐・野菜)、納豆やひじきなどの小鉢。間食はナッツやヨーグルト。
避けたい組み合わせ
施術当日の「飲み会+締めのラーメン+熱いお風呂」。飲酒・塩分・高温の三つが重なり、翌朝の赤みや腫れが強く出やすい条件がそろいます。
なお、ハイフと組み合わせて「エステ後の食事」全般を知りたい方は、痩身エステ後の食事法の記事も参考になります。
体の内側のケア:水分・睡眠・ミネラルで回復を支える
施術後の数日は、外からの刺激を避けるだけでなく、体の内側から回復を支える生活習慣も大切です。水分・睡眠・食事(特にミネラル)の順に、公的な資料をもとに整理します。
水分は「のどが渇く前に、こまめに」
環境省の「健康のため水を飲もう」推進運動では、「のどの渇きは脱水が始まっている証拠であり、渇きを感じる前に水分を摂ることが大事」とし、寝る前・起床時・運動の前後・入浴の前後に水分補給を心がけるよう呼びかけています。また、アルコールや多量のカフェインを含む飲料は水分補給には適さないとしています(環境省「健康のため水を飲もう」推進運動)。
ハイフ後はお酒を控える期間でもあるので、「お酒の代わりに水を一杯」を習慣にすると、飲酒を避けることと水分補給の両方が自然にできます。常温の水や白湯、麦茶などを、コップ1杯ずつ分けて飲むのがおすすめです。
睡眠は早めに、顔を押しつけない
施術当日は夜更かしせず、いつもより早めに休みましょう。うつ伏せや横向きで顔を強く押しつけないよう、仰向けで頭をやや高くして寝る人もいます。枕元に水を置き、起床時に一杯飲むところまでを習慣にすると、水分補給も自然に続きます。
ミネラルは「食事摂取基準」を目安に、食品から
水分と並んで意識したいのが、汗や尿とともに失われやすいミネラルです。大切なのは「何かを飲めば回復が早まる」という話ではなく、厚生労働省が示す1日の目安量を、普段の食事で満たせているかを確認することです。「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人の推奨量が次のように定められています。
| ミネラル | 成人女性の推奨量(1日) | 成人男性の推奨量(1日) | 多く含む食品の例 |
|---|---|---|---|
| マグネシウム | 18〜29歳 280mg/30〜64歳 290mg/65〜74歳 280mg | 30〜49歳 380mg/50〜64歳 370mg | わかめ・ひじきなどの海藻、大豆製品、ナッツ・ごま、玄米、緑の野菜 |
| カルシウム | 18〜74歳 650mg | 18〜29歳 800mg/30〜74歳 750mg | 牛乳・ヨーグルト・チーズ、小魚、豆腐、小松菜 |
| 鉄 | 月経あり:18〜29歳 10.0mg/30〜64歳 10.5mg 月経なし:18〜74歳 6.0mg | 18〜29歳 7.0mg/30〜49歳 7.5mg | 赤身の肉・魚、レバー、あさり、大豆製品、小松菜 |
| 亜鉛 | 18〜29歳 7.5mg/30〜64歳 8.0mg | 18〜29歳 9.0mg/30〜64歳 9.5mg | 牡蠣、牛肉、卵、チーズ、ナッツ |
出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント」(各ミネラルの食事摂取基準の表)および「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書。マグネシウムについては、サプリメントなど通常の食品以外からの摂取の耐容上限量が成人で1日350mgと定められています(通常の食品からの摂取には上限は設定されていません)。
表のとおり、海藻・大豆製品・ナッツ・小魚・赤身の肉や魚を日々の食事に組み込むのが基本です。前の節で挙げた「具だくさんの味噌汁+納豆やひじきの小鉢」は、マグネシウムやカルシウムを含む食品を一度にとれる組み合わせです。飲み物に加えるタイプのミネラル食品もあります(当サイト運営会社の製品についてはこの記事の下で紹介しています)。食品で基準量に届かない日の補助として、過剰にならない範囲で使うものと考えてください。
こんな症状があれば、すぐに医療機関へ
次のような症状がある場合は、様子を見ずに、施術を受けた医療機関(連絡がつかない場合は皮膚科・形成外科など)を受診してください。
- 水ぶくれができた、皮膚がただれた、やけどのような跡になった
- 顔の一部のしびれ・感覚の鈍さが続く、または広がる
- 口角が動かしにくい、笑うと顔が左右で違う、よだれが垂れる
- 目のかすみ、視界に靄がかかったような違和感(目の近くに照射した場合は特に)
- 1週間以上続く強い腫れや痛み、日ごとに悪化する赤み
消費者安全調査委員会が2023年3月に公表した報告書では、ハイフによる事故として「神経・感覚の障害」「熱傷」などが報告されており、顔への事故が全体の70%を占めていました。事例には、施術から数か月たっても口角の麻痺が残ったケース、鼻の脇に水ぶくれができII度の熱傷と診断されたケース、目の近くへの照射後に視界がかすみ手術に至ったケースが挙げられています(消費者安全調査委員会「エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故」)。
同報告書は、ハイフは「神経や血管の位置などの解剖学の知識を有する者が、機器の特性や施術方法を熟知して行う場合を除いては、人体に危害を及ぼすリスクが高い施術」だと指摘し、利用者の約6割がリスクを認識していなかったとしています。これを受けて厚生労働省は2024年6月7日付の通知で、使う機器が医療用かどうかにかかわらず、ハイフを人体に照射して熱凝固を起こさせ得る行為は医師が行うべきもので、医師免許のない人が業として行えば医師法第17条に違反するとの見解を示しました(厚生労働省医政局医事課長通知「医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について」(令和6年6月7日・千葉県掲載))。
エスファンでサロンを探す:ハイフ後のお手入れは「刺激の少ないフェイシャル」から
繰り返しになりますが、ハイフは医療機関で医師が行う施術であり、エステサロンで提供されるものではありません。一方で、施術から1か月ほど経って肌の状態が落ち着いたあと、保湿を中心としたフェイシャルケアや、強い圧をかけないリラクゼーション目的のメニューを取り入れたい方は多いです。サロンを選ぶときは次の点を確認しておくと安心です。
- カウンセリングで「ハイフを受けた時期と部位」を伝え、施術部位への強いマッサージや温熱系の機器を避けてもらえるか
- 保湿・鎮静を目的としたメニューがあるか(ピーリングなど刺激の強いメニューは当面避ける)
- 「ハイフ」「HIFU」をメニューに掲げているサロンは避ける(上記の厚生労働省の見解に反する施術です)
肌が落ち着いてからの保湿ケアや、刺激の少ないフェイシャルメニューを探すなら、エリアとメニューで絞り込めるエスファンで。掲載サロンのメニュー内容と料金を比較できます。
フェイシャルエステのサロンを探すフェイシャルエステの料金の目安や、ハイフを含む美容施術の費用感については、エステ料金相場の記事で種類別にまとめています。
よくある質問
ハイフ後、お酒はいつから飲んでいいですか?
クリニックの案内では「施術当日は避ける」が最低ラインで、「少なくとも24〜48時間」「数日間は控える」とする施設が多く見られます。アルコールで血流が増えると赤みや腫れが出やすくなるためです。会食の予定がある場合は、施術日を2〜3日前以降にずらすのが現実的です。最終的には施術を受けたクリニックの指示に従ってください。
ハイフ当日にお風呂に入ってもいいですか?
当日はぬるめのシャワーのみにし、湯船やサウナは避けるのが一般的な案内です。湯船は翌日以降、赤みやほてりが落ち着いてから。サウナ・岩盤浴・長風呂は1週間程度控えるようすすめる施設もあります。洗顔は可能ですが、熱いお湯やこする洗い方は避けてください。
ハイフ後のマッサージや小顔ローラーはいつから再開できますか?
施術部位への強いマッサージは「1か月程度控える」と案内するクリニックが複数あります。小顔ローラーやかっさ、エステでのフェイシャルマッサージも同じ考え方です。やさしく押さえる程度の保湿は当日から問題ありません。再開時期は施術を受けたクリニックに確認してください。
ハイフ後に食べてはいけないものはありますか?
アルコール以外に、はっきり禁止されている食べ物はほとんどありません。当日は満腹を避け、消化のよい軽めの食事と常温の水分を。熱すぎるものや香辛料の強いもの、塩分の多い食事は、火照りや翌朝の腫れぼったさが気になる人は控えめにしておくと安心です。翌日からは主食・主菜・副菜をそろえた普段どおりの食事に戻してください。
赤みや腫れがなかなか引きません。どのくらいで受診すべきですか?
赤み・ほてり・軽い痛みは2、3日、腫れも数日で落ち着くのが一般的です。1週間以上続く、日ごとに悪化する、水ぶくれがある、しびれや口角の動かしにくさ、目のかすみがある、といった場合は様子を見ずに施術を受けた医療機関を受診してください。
エステサロンでハイフを受けても大丈夫ですか?
厚生労働省は2024年6月、機器が医療用かどうかにかかわらず、ハイフを人体に照射して熱凝固を起こさせ得る行為は医師が行うべきもので、医師免許のない人が業として行えば医師法違反になるとの見解を示しています。消費者安全調査委員会の報告書でも、エステサロン等での熱傷や神経障害の事故が報告されています。ハイフは医療機関で受けてください。
まとめ
- ハイフ後の注意点は「数日は血行を促すことを控える」が軸。お酒・熱いお風呂・サウナ・激しい運動・マッサージはすべてここに含まれる。
- 目安は、飲酒は少なくとも24〜48時間、熱いお風呂やサウナは数日〜1週間、施術部位への強いマッサージは1か月程度(施設により異なる)。
- 食事に厳しい制限はなく、当日は軽め・消化のよいもの・常温の水分。翌日からは普段どおりバランスよく。
- 水分は「のどが渇く前にこまめに」。ミネラルは厚生労働省の食事摂取基準を目安に、海藻・大豆製品・ナッツ・小魚などの食品からとる。
- 水ぶくれ・しびれ・口角の動かしにくさ・視界の異常・1週間以上続く腫れや痛みは、すぐに医療機関へ。
- ハイフは医療機関で医師が行う施術。エステサロンでの提供は厚生労働省が医師法違反との見解を示している。
参考資料
- 消費者安全調査委員会「消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書 エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故」(2023年3月29日)
- 消費者庁 啓発リーフレット「HIFU施術にはリスクがあり、医師以外による施術は違法です」
- 消費者庁 コラム「エステサロン等でのHIFU施術にはリスクがあります」
- 厚生労働省医政局医事課長通知「医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について」(医政医発0607第1号・令和6年6月7日、千葉県掲載)
- 国民生活センター「エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!」(2017年3月2日)
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント」(2025年2月)
- 環境省「健康のため水を飲もう」推進運動
- Wクリニック「ハイフ後にしてはいけないことはある?食事に関する注意点や施術前の注意点も解説」
- あおい皮フ科クリニック「ハイフのダウンタイムの期間はどのくらい?腫れなどの症状や施術後の過ごし方を解説!」
- 渋谷文化村通り皮膚科「【ハイフ注意点・ダウンタイム】|医師が解説」


